珍種「エビスザメ」を公開 福井県海浜自然センター 若狭町

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20230318/3050014215.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

福井県若狭町の沖合で珍しいサメの一種「エビスザメ」が見つかり、福井県海浜自然センターで公開されています。

「エビスザメ」は国内での捕獲例が極めて少ない珍しいサメの一種で、口の端が切れ上がっていて、
ほほえんでいるように見える顔つきが特徴です。
今回捕獲された「エビスザメ」は、体長約1メートルで3月9日、若狭町の沖合で
カレイの漁などに使われる網にかかっているのを漁業者が見つけました。

県海浜自然センターが譲り受けて、魚の種類を判別するため図鑑と比較したところ、一般的なサメでは
5対あるとされるエラの裂け目が7対あるなど「エビスザメ」と特徴が一致していることがわかったということです。

滋賀県から来ていた6歳の女の子は「顔つきが魚ではなく、人間のようです」と話して、興味深そうに水槽を見つめていました。

県海浜自然センターの小堀徳広さんは「とても珍しい魚だと思うので是非たくさんの人に見に来てほしいです」と話していました。
県海浜自然センターでは「エビスザメ」が低い水温を好む魚であることから、
今後、水温があがった時の対応などについて検討しながら、慎重に飼育することにしています。

03/18 12:51