>>174

アルコールは、発がん物質の「運び屋」となるだけでなく、アルコールそのものにも発がん性がある。 また、飲むと赤くなるタイプの人は、アルコールの処理過程でできる毒性の高い「アセトアルデヒド」を代謝する酵素が働きにくく、このアセトアルデヒドの発がん性が加わって、トリプルパンチになる。WHOは、飲酒が原因となるがんとして、口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸の各がんと女性の乳がんを挙げている。
がんの予防にアルコール対策は欠かせない。
口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓がんになるリスクは、1日3単位以上の飲酒者で時々飲む人(※)の6.1倍。
※時々飲む人=月1〜3回飲む人