盛岡市と秋田県大仙市を結ぶJR田沢湖線の盛岡駅の隣に新しい駅、「前潟駅」が完成し、18日、開業しました。

18日は、新駅の開業を祝うセレモニーが開かれ、大勢の市民が見守る中、テープカットが行われました。

この中で、JR東日本盛岡支社の久保公人支社長は「通勤通学やショッピングモールでの買い物などに利用してもらい、多くの人が訪れる魅力的な街になることを期待している」とあいさつしました。

前潟駅はJR田沢湖線の盛岡駅の隣に作られ、近くには大型の商業施設があり、1日およそ1700人の利用が見込まれています。

地元住民からの要望を受け、盛岡市がJRに設置を求め、市が事業費を負担して作った駅で、岩手県内では25年ぶりとなるJRの新駅になります。

駅のホームでは、集まった人たちが到着した列車から降りてくる乗客を拍手で出迎えたりしていました。

駅の近くに住む女性は「買い物で盛岡駅に行く際に便利になるので嬉しいです。駅周辺が多くの人でにぎわうのが楽しみです」と話していました。


NHK 03月18日 11時29分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20230318/6040017125.html