日南かつお・まぐろ祭り 1匹まるごと販売の「1本売り」

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20230319/5060015000.html
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漁業が盛んな日南市で、かつおを1匹まるごと販売する「1本売り」の催しが19日開かれ、大勢の買い物客でにぎわいました。

この「日南かつお・まぐろ祭り」と銘打った催しは、日南市の港で水揚げされた魚の
消費拡大につなげようと、市と市内3つの漁協が合同で開いたものです。

全国有数のかつお一本釣り漁の拠点となっている目井津港の荷さばき所では、
市内の港に水揚げされた初がつおを1匹まるごと売る「1本売り」が行われました。
1匹の重さが2キロの初がつおが1000円、8キロ余りのものが7000円で販売され、売り場の前には長蛇の列ができました。
宮崎市から訪れた女性は「かつおを1本まるごともらって食べた時にすごくおいしかったので、
また食べたいと思って買いに来た」と話していました。

また、会場の特設ステージでは油津港に水揚げされたまぐろの解体ショーが行われました。
地元の料理人が体長1メートル80センチほどのキハダマグロを手際よくさばく様子に、子どもたちが興味深そうに見入っていました。

切り分けた刺身はその場で300人にふるまわれました。
刺身を食べた宮崎市の男性は「脂が乗って味が濃くておいしい」と話していました。

03/19 17:00