三笠で現存するのは船体の他にアンカーだけ
艦上構造物で残っているのは司令塔だけ
どちらも分厚く大重量で溶断するのが困難だから残った
それ以外は大半複製品

世界の艦船2005年の日本海海戦100周年記念号に、三笠修復の指揮をとった海自1佐殿の手記が掲載されたが、それによると煙突は縦方向のリベットだけ再現して横方向のリベットは予算の都合で作らなかったという
主砲塔と主砲砲身ははハリボテだが、しかし3インチ砲は浦賀ドック製のよくできた副製品で本物と見紛う出来
手すりはその頃日本にいたチリ海軍廃戦艦から発生した品の寄贈を受けて使った