中国電子商取引(EC)のアリババグループは28日、事業をECやエンタメ、クラウド、物流関連など六つの事業グループに分割する方針を明らかにした。意思決定を迅速化して競争力を強化する狙いで、各グループが独自に資金調達や新規株式公開(IPO)を検討するという。

 アリババグループは持ち株会社となり、傘下に六つの事業グループと、多くの事業会社が配置される見通しだという。

 張勇会長は公開書簡で「各グループが市場と技術の急速な変化に向き合い、独自の発展戦略で市場の試練に対応することが必要だ」と強調した。

共同通信 2023年03月28日
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