生活保護認定に当たって、年齢、疾病の有無は無関係。

疾病があれば、その度合いによっては 就労不可と判断され、仕事しろとは言われなくなります。
その代り、ちゃんと通院して治療に専念してください。
すでに疾病等で病院等で治療している場合は、診断書を持っていくと
生活保護認定前に行うことになる検診命令等を省略することができます。
しかし、診断書は有料(5000円前後)。検診命令は無料となりますが・・。
最終的な判断は各自治体にいる嘱託医などの意見も入り、
就労指導すべきか治療に専念すべきか決まります。
この検診命令は稼働能力調査という目的のために行います。
要は、働ける体であるか疾病の有無を調査するだけです。
ケースワーカーさんに検診命令書を発行してもらい、そこに記載されている病院で診察を受けます。
指定されている病院は国立病院など癒着が不可能な病院ばかりですので、
詐病はほぼ不可能と考えてください。


健康体であると、仕事を探すように言われます。
原則としてハローワークへ 通うことになります。
めんどくさいですが、まあ、これが仕事と思ってください。
もちろん、ハローワーク職員へ適当に相談するだけでもよいです。
相談後はかならずハンコをもらってきてください。
仕事を探しているという意思表示であり、これが証拠となります。
設置している端末で求人票をさらりと眺めておしまいではダメ。
なお、ハローワークまでの交通費は別途請求すれば、支給されます。
求職活動に積極性がないと判断されると、
自治体福祉課に常在している「就労指導員」により、厳しい指導が入ります。
ですので、そうならないよう、ハローワークで自分に合った仕事を懸命に探しましょう。