また一つ歴史ある鉄路が消えることとなりました。

JR根室線の「富良野-新得」間について、沿線自治体は来年3月末の運行を最後に廃止することで正式に合意しました。

富良野市できょう開かれた7市町村とJR北海道による会議。

JR北海道が単独では維持が困難だとして、廃止・バス転換を求めてきた根室線の「富良野-新得」間について、来年3月31日の運行をもって廃止し、バス転換することで正式に合意しました。

(JR北海道 綿貫泰之社長)「苦渋の決断をしていただいたと重く受け止めている。地域の資源をいかした観光振興にも地域のみなさまと一緒に取り組む」

(富良野市 北猛俊市長)「公共交通をこの後どう維持していくのか、住民の足を確保していくのか大きな目標として議論しなければならない」

廃止にあたり、JR北海道が沿線の4市町村に対して、バス転換にかかる初期費用や18年間分の赤字補填として、およそ21億円を支払うことでも合意しました。


https://www.stv.jp/news/stvnews/mkuhs400000045r7.html
3/30(木)「どさんこワイド179」  3/30(木)17:48更新