0001蚤の市 ★
2023/04/04(火) 20:53:46.69ID:dLdd/FlB96日に開かれる厚労省の審議会で決定する。
現行制度では、最低賃金に地域ごとの経済実態を反映させるため、賃金動向などに応じて都道府県をA~Dの四つのランクに分けている。毎年夏に労使の議論を経て、このランクごとに最低賃金の目安額が示されるが、数円程度の差が出ることが多い。特にC~Dランクの地域では、景気を理由に経営者側が引き上げを渋るケースがみられてきた。
現在、Aランクは東京(時給1072円)など6都府県、Bは京都(同968円)など11府県、Cは北海道(同920円)など14道県、Dは沖縄(同853円)など16県。今後はA(6都府県)、B(28道府県)、C(13県)の三つのランクに再編し、AとBで労働者人口の9割を占める形にする。特に、Bを大幅に拡大してCを減らすことで、ボリューム層となるBランクの賃上げ水準を引き上げ、地域間の格差を是正したい考えだ。
昨年10月に改定された最低賃金は過去最高となる31円を引き上げ、全国平均は時給961円。岸田文雄首相は今年10月の改定で同1000円に引き上げることを目指しており、今回の見直しにより環境を整備した形となった。【奥山はるな】
毎日新聞 2023/4/4 19:37(最終更新 4/4 20:39)
https://mainichi.jp/articles/20230404/k00/00m/020/248000c