日本企業が日本株を買い支えしている。東京証券取引所が6日発表した投資部門別売買動向によると、2022年度の事業法人の買越額は5.5兆円と前の年度から約2倍に増えた。遡れる1983年度以降で過去最高になった。東証が資本効率の改善を求めるなか、企業が余剰資金で自社の株式を買い戻す動きが加速している。

事業法人の買いは自社株買いを反映する。東証がPBR(株価純資産倍率)の低い企業などに資本効率の改善を...(以下有料版で、
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日本経済新聞 2023年4月6日 16:16 (2023年4月6日 19:20更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB061880W3A400C2000000/