国立研究開発法人水産研究・教育機構は7日、深刻な状況が続くサンマ不漁の要因に関する調査結果を発表した。地球温暖化を背景に北海道沖や三陸沖の水温が上昇するなど海洋環境が変化した結果、餌が少なく成育条件の悪い沖合に移動したことが原因だと分析した。

調査結果では、温暖化の進行などで千島列島から三陸沖に南下する寒流である親潮の流れが弱くなり、周辺海域の水温が上昇したと指摘。そのためサンマが東の沖合に移動し、日本近海まで回遊してこなくなり分布量が急減したと指摘した。

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https://www.sankei.com/article/20230407-GBNKSHFJCVN6JDQKJ6JWY6RZGI/