交通安全願い小学校1年生にれんこん使ったキーホルダー贈呈

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20230411/5000018760.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

氷川町では交通安全を願って、小学校の新1年生に地元で取れたれんこんを使った手作りのキーホルダーがプレゼントされました。

キーホルダーを贈ったのは、氷川町の地域おこし協力隊を務めている蜂須景子さん(44)です。
蜂須さんは32年前に、当時、小学2年生の弟を交通事故で亡くしていて、子どもたちのために
地元産のれんこんで交通安全を願うキーホルダーを製作することを考案しました。
キーホルダーは蜂須さんが1つ1つ手作りしたもので、販売に向かないれんこんを薄く輪切りにして
乾燥させたあと、表面を絵の具で黄色く塗って鈴を付けて完成させました。

町内のすべての小学校に入学する新1年生66人分を用意し、11日は竜北西部小学校の入学式に出席しました。

式の中で蜂須さんは19人の新1年生を前に「車に気をつけながら登校して、楽しい学校生活を送ってください」
とあいさつして、代表の男子児童1人にキーホルダーを手渡しました。

新1年生が教室に戻ると、担任の先生から用意してあったキーホルダーが配られ、子どもたちは
「ありがとうございます」とお礼をいいながら受け取っていました。

キーホルダーを手にした児童たちは「とてもうれしいです。ランドセルに付けて、交通ルールを守って学校に通います」と話していました。

蜂須さんは「手作りで大変でしたが、みんなが喜んでくれてとてもうれしいです。
このキーホルダーを付けて、安全に登下校してもらいたいです」と話していました。

04/11 15:15