東京新聞 2023年4月13日 10時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243856

北海道当別町で自称「赤ちゃんポスト」を運営する女性が今年2月と3月、乳児2人を受け入れていたことが13日、女性と町への取材で分かった。

ポストに預ける形ではなく、2人の親からそれぞれ相談があり、対面で引き取った。昨年5月の運営開始後、引き取りは初めて。
2人は女児で、ともに健康という。

女性と町によると、1人は先天性の病気を患い、道外の両親から「育てられない」と施設に連絡があった。
両親は2月、施設に女児を預け、約1カ月後に運営者の女性との養子縁組を依頼した。

もう1人については、道内在住の成人女性から妊娠中に「生まれたら預けたいと考えている」と連絡があった。