山口県警の50代男性警視が、酒を飲んで知人女性にセクシュアルハラスメントをしたとして、減給100分の10(6月)の懲戒処分となったことが14日、分かった。3月24日付。警視は自ら降格を申し出て、現在は警部補として勤務している。

 県警によると、元警視は2月、勤務時間外の夜に飲酒した状態で知人の20代女性の体を触るなどのセクハラ行為をした。女性から県警に相談があり発覚した。捜査関係者によると、元警視は県内の警察署で勤務しており、「申し訳ないことをした」と話しているという。

 県警監察官室は「公表基準に該当しない」として発表していなかった。勤務時間外の行為については、原則として免職、停職の処分を公表しているという。石田篤史首席監察官は「幹部職員としてはあってはならないことであり、指導を徹底し再発防止に努める」とコメントを出した。

中國新聞 2023/4/14(最終更新: 2023/4/14)
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