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【宮古島】沖縄県宮古島市は14日、市伊良部の観光地「中の島ビーチ」に無許可で小屋やビーチパラソルなどを設置して営業をしたとして、経営者の50代男性に小屋の撤去や無許可営業を中止するよう行政指導した。男性は市の担当者に「止めるつもりはありません」と返答した。

 行政指導は3回目で、市は今後、文書での警告や強制撤去の可能性も視野に対応を検討するとしている。

 市によると、男性はライフジャケットやフィンなどの遊泳道具、パラソルの貸し出しのほか、食べ物や飲み物を販売していた。男性は4月25日から入場料1人千円を支払うよう求める看板をビーチの入り口に設置。看板を目撃した観光客らから市役所に多数の苦情が寄せられたという。

 ビーチは市有地で、営業する際には市に申請し、許可を受ける必要がある。男性は一度も申請したことがない。

 市の担当者は「ビーチを不法占拠し、宮古島市の観光のイメージを悪くしている。今後もしっかりと対応したい」とした。男性は「私にも生活があるのですぐには止められない」と返答した。

琉球新報2023年4月18日 10:54
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