世界平和統一家庭連合(旧統一教会)創始者の文鮮明(ムンソンミョン)氏が
日本の政界との関係強化を繰り返し信者に訴えていたことが、過去の発言録から明らかになった。
発言には真偽不明な部分もあるが、特に自民党の岸信介氏、安倍晋太郎氏、安倍晋三氏の3代の政治家を重要視していたことが浮かび上がってくる。

発言録は教団系の出版社が韓国で発行した「文鮮明先生マルスム(御言〈みことば〉)選集」。
教団創設2年後の1956年から2009年までの約53年間に、文氏が信者らを前にした韓国での説教などで語った言葉が韓国語で記され
文氏が死去した12年まで計615巻が発行された。日本の教団広報は「文教祖が韓国で語った説教をまとめた内容。信者が拝読するが
信者の行動指針として特別に使われることはない」と説明している。

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朝日新聞 2023/04/27 7:00
https://www.asahi.com/articles/ASR4V6RPNR4VUTIL00G.html