0001蚤の市 ★
2023/04/30(日) 09:03:50.89ID:UqNUEknA9「露口」は松山市の繁華街の路地にあった。マスターの露口貴雄さん(86)は大阪の店で3年間修業し、寿屋(現サントリー)が募集していた松山市のトリスバーの店長に応募。1年務めた後に独立し、1958年8月15日に21歳で露口をオープンした。開店4年目に結婚した妻の朝子さん(80)とカウンターに立ち続けてきた。
開店当時は洋酒は庶民になじみが薄く、ジャズが流れる店内で洋酒を楽しむスタイルは珍しかった。一貫してサントリーのウイスキーを中心に据える「サントリーバー」で、「ビールを置かない」といった当初の取り決めを閉店まで守り続けたという。
サントリーウイスキーの角瓶を使った、通常よりウイスキーの割合が多いハイボールが親しまれた。今や缶ウイスキーの定番となった「角ハイボール缶〈濃いめ〉」は、貴雄さんが監修し、2013年に全国発売された。
美術評論家の洲之内徹(1913~87)やジャズ評論家の岩浪洋三(1933~2012)、世界的指揮者の佐渡裕さんら多くの文化人にも愛された。
しかし、昨年8月、貴雄さん…(以下有料版で、残り592文字)
朝日新聞 2023/4/29 18:00
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR4X5JX7R4WOXIE046.html?iref=sp_liftop_all_list_n