【イスタンブール共同】トルコのエルドアン大統領は4月30日、過激派組織「イスラム国」（IS）のアブフセイン・クライシ指導者をトルコの情報機関がシリアでの作戦で「無力化した」と述べた。トルコメディアのインタビューに語った。大統領府関係者は5月1日、取材に対し、今回の作戦は「殺害」だと明らかにした。

　作戦は4月29日、トルコの国家情報機構（MIT）によって行われた。ISはこれまでに声明を出していない。ISは既に指導者を相次いで失い、指導部の存在感は低下しているが、関連組織のテロは継続している。

　ISは昨年11月、それまでの指導者の死亡とアブフセイン指導者の就任を発表していた。

共同通信
2023/05/01 19:02 (JST)
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