※埼玉新聞
2023/05/22/14:22

 さいたま市のプリンの2020~22年平均消費額が、総務省統計局の家計調査で全国1位となった。さいたま市民はケーキなどを含め、お菓子好きな傾向が見られ、菓子類全体でも金沢市に次いで全国2位。理由は判然としないものの、市は「さいたまスイーツ」と銘打ってPRしている。

 同調査によると、政令指定都市・県庁所在地で1世帯(2人以上)当たり、市のプリンの消費額は3年平均で15~17年7位、16~18年2位、17~19年1位、18~20年2位、19~21年1位。20~22年は全国平均1722円を大きく上回る2231円で1位を記録した。菓子類は10万1101円で、金沢市に次いで2位。

 プリンを販売している大手食品会社の広報担当者は消費額1位の理由について「大変申し訳ありませんが、調べてみた結果、分かりませんでした」と述べた。別の大手食品会社も「社内で確認致しましたが、弊社では知見を持ち合わせておらず、要因については分かりかねます」と回答した。

 市商業振興課によると、市内のプリン消費額は17年から増加し始めた。プリン以外にもケーキが全国2位など菓子類の消費額が高いという。「はっきりとした要因は分からない」としながら、同課は「消費額が多いという実績があるので、さいたまスイーツとしてPRしている。知名度を高めて、さらなる消費につなげたい」と意気込んでいる。

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