容疑者がここまで屈折したのは何が原因だったのだろう。
父親は市議会議員、実業家としても成功している。そして、息子に無関心だったわけでもなく、息子が働いている店舗の名前は息子の名前を冠した店舗名。
息子が融資をうけるときも自宅を担保に提供している。
まあまあ、むしろ可愛がっていたと思うが、叱るべき時に叱らない甘やかしになっていたのかもしれない。
父母との口論が最近は多かったらしいが、本人も父母は殺す気はなかったようだ。精神が未熟なまま30代になり、ひょっとしたら容疑者は自分がやったことの重大性がいまだに理解できていないかもしれない。