マレーシアのマハティール・モハマド元首相
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 マレーシアのマハティール・モハマド元首相は24日、日本外国特派員協会で記者会見した。ウクライナ侵略などを巡りロシアや中国と対立する米欧について、「今は中露と敵対するように仕向ける力が非常に強い。私たちは大国に操られるべきではない」と批判した。

 インドやブラジルといった新興・途上国「グローバル・サウス」の国々がウクライナへの支援に消極的な理由を、戦争に巻き込まれないためだと説明し、「(マレーシアは)誰とも戦うことを望まず、中立でいたい」と述べた。

 G7サミットが「核兵器のない世界」の実現に向けてまとめた合意文書については「同じ考えの国々が集まって会議をしても独り言のようなものだ。うまくいかない」と指摘し、中露など核保有国を交えた議論が必要だと主張した。(国際部 杉木雄斗)

5/24(水) 18:47配信
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