新型コロナウイルスの持続化給付金95万円をだまし取ったとして、指南役の会社員の男が警視庁に逮捕されました。

東京・江東区の会社員、坂井翔太容疑者(26)は2020年6月、当時20代の女子大学生名義で収入が減少した個人事業主を装って申請を行い、持続化給付金およそ95万円を国からだまし取った疑いがもたれています。

犯行の3か月後に女子大学生が警視庁に自首して事件が発覚したということで、警視庁はこの女子大学生も詐欺容疑で書類送検する方針です。

警視庁によりますと、坂井容疑者は女子大学生からおよそ70万円の手数料を受け取ったということで、取り調べに対し容疑を認めているということです。

警視庁は、坂井容疑者がこの女子大学生以外にも数人から同じ手口であわせて数百万円を受け取ったとみて余罪を追及しています。


TBS 2023年6月1日(木) 17:49
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