https://news.yahoo.co.jp/articles/b8dd7cf8f77608af27e1d5b63032b03bf6afa1e1

 ドイツ政府は14日、初の国家安全保障戦略を閣議決定した。
ウクライナへの侵攻を続けるロシアを「欧州の平和と安全にとって最大の脅威」と指摘し、
北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)と連携して欧州の安保強化を目指すと表明した。
中国についても、既存秩序を変更する試みや覇権主義的な振る舞いに強い警戒感を示した。

ショルツ首相は記者会見で「1年半の間に安保環境は激変した。戦略(の決定)は終点ではなく、安保強化の出発点だ」と訴えた。

戦略では、ドイツは「欧州の中心にあり、平和と安全に特別な責任を負う」と明示。
フランスと米国との緊密な関係を強調しつつ、独連邦軍の強化を通じて欧州全体の防衛に貢献するとうたった。