7/20(木) 11:41配信
BBC News

ウクライナ当局は19日、南部の港湾都市オデーサでロシア軍のミサイル攻撃があり、貯蔵インフラが被害を受け、約6万トンの穀物が失われたと発表した。

ミコラ・ソルスキー農業相によると、「相当な量の」輸出インフラが稼動していないという。

ウクライナ産の穀物をめぐっては、黒海経由で輸出する国際協定の期限延長にロシアが応じず、トルコ時間18日午前0時(日本時間同午前6時)に協定は失効した。ロシアはそれまで、協定にもとづき、黒海に面するウクライナの支配地域にあるオデーサ、チョルノモルスク、ユージネ・ピヴデンニの港からの穀物出荷を認めていた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は19日、西側諸国が穀物取引を「政治的恐喝」に利用していると非難した。

そして、「ロシアが協定に参加することに同意したすべての原則が完全に考慮され、履行された場合にのみ」昨夏から実施されていたこの国際協定への再参加を検討すると付け加えた。

ロシア国防省はプーチン氏のコメントに先立ち、19日深夜から、ウクライナの港に向かう船舶はこの紛争に関係している軍事物資の運搬船とみなされる可能性があると発表した。

また、黒海の北西部と南東部のいくつかの地域は、船舶輸送にとって一時的に危険な状態になるだろうとした。

■穀物の輸出拠点が狙われる

ロシアは18日未明、穀物取引の協定から離脱してから数時間後にウクライナの港を標的にした。

さらに同日夜から19日にかけても攻撃があり、オデーサと黒海沿岸チョルノモルスクにある穀物ターミナルと港湾インフラが狙われた。標的となった三つの港のうち二つは、出荷拠点として穀物取引に含まれている。

ウクライナ軍当局によると、9歳の少年を含む少なくとも12人の民間人が負傷した。複数の集合住宅も被害を受けたという。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ミサイル攻撃はウクライナだけでなく「正常かつ安全な生活を求めて努力している世界中のすべての人々」に対する打撃だと述べた。

■多くは撃墜できなかったか

長文につきあとはソースで

https://news.yahoo.co.jp/articles/442a939d16cb995138df4a1844ce0a4a3eea52cd