世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が東京都多摩市永山七の所有地に研修施設を建設する計画に対し
反対の署名活動をしている市民有志の「統一教会はNO!多摩市民連絡会」が二十四日
約四万三千人分の署名を阿部裕行市長に提出し「建設を止めるため、あらゆる手段を」と要請した。署名活動は八月末まで続ける。

会によると、署名活動は五月十九日から始め、六月末でいったん集計した。署名は用紙とオンラインで集めており
用紙では六千三百二十三人、オンラインは三万七千四百八十二人から寄せられた。
内訳では、用紙は多摩市民が56%で、オンラインはほとんどを市外の人が占めた。

永山など建設予定地に近い地区住民の署名が多いが、その他の地区にも広がっているという。
街頭で呼びかけると、予定地の向かいに位置する都立永山高の生徒が寄ってきて、署名に応じることもあるという。

現地では既存の建物の解体工事が始まり、市民連絡会は六月二十七日付で教団側に着工中止を申し入れた。
予定地の隣にキャンパスがある国士舘大も今月二十日、計画を撤回するよう教団側に申し入れている。

続きは東京新聞
2023/07/25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/265205