「ルイ・ヴィトン」親会社、23年上半期の売上高は6兆円超え 下半期は日本で値上げか
8/1(火) 12:30 WWD
https://news.yahoo.co.jp/articles/465f65f41a0a10256c1b8cc1f73b601a2dd2a0bd?page=1


LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の2023年1~6月期決算は、売上高が前年同期比15.0%増の422億4000万ユーロ(約6兆5472億円)、営業利益は同14.2%増の115億6400万ユーロ(約1兆7924億円)、純利益は同29.8%増の84億8100万ユーロ(約1兆3145億円)だった。

部門別の売上高では、主要事業のファッション・レザーグッズ部門が同16.7%増の211億6200万ユーロ(約3兆2801億円)だった。スターブランドの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ディオール(DIOR)」に加えて、「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」も好調で、業績に貢献した。「ブルガリ(BVLGARI)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」などの人気ブランドを抱えるウオッチ&ジュエリー部門は同10.6%増の54億2700万ユーロ(約8411億円)、香水&コスメティクス部門は同11.3%増の40億2800万ユーロ(約6243億円)だった。

免税店のDFSや化粧品のセレクトショップ、セフォラ(SEPHORA)などを運営するセレクティブ・リテール部門は、海外旅行客が急激に回復したことにより、同26.0%増の83億5500万ユーロ(約1兆2950億円)と業績を伸ばした。一方、ワイン&スピリッツ部門は、米国市場の減速により「ヘネシー」のコニャックなど高級酒の需要が落ち込んだことから、同4.4%減の31億8100万ユーロ(約4930億円)となった。

地域別で見ると、フランスの売上高が同22.9%増の31億8000万ユーロ(約4929億円)、フランスを除く欧州は同19.0%増の65億2100万ユーロ(約1兆107億円)、日本は同21.4%増の29億5600万ユーロ(約4581億円)、日本を除くアジア太平洋地域は同19.1%増の141億4700万ユーロ(約2兆1927億円)といずれも2ケタ成長だったが、米国は同3.9%増の103億1800万ユーロ(約1兆5992億円)だった。


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