林真理子理事長、大学側の“隠蔽”指摘に語気強め「非常に遺憾」 日大アメフト部薬物問題

日本大学のアメリカンフットボール部の部員が違法薬物を所持した疑いで逮捕された事件について、同大学の林真理子理事長らが8日、都内で記者会見を開き、これまでの騒動を謝罪した。

 林理事長は「この度、本学アメリカンフットボール学生寮、大麻取締法違反および覚醒剤取締方違反の容疑により、警察から家宅捜索を受け、同容疑により、学生が一人逮捕されました。このことは大変に遺憾であり、理事長として深く受け止めるとともに、本学の学生、生徒、卒業生、保護者の方々、そして関係者の方々に多大なご迷惑とご心配をおかけしたこと、心から深くお詫び申しあげます」と深々と頭を下げた。

 会見実施が遅くなり「大学側が隠蔽しているという疑念が広がったのでは」という指摘について、林理事長は「隠蔽と言われることは非常に遺憾」と語気を強めた。「土曜日と日曜日をはさんでおりましたし、私どもは情報をきちんと把握しておりませんでした。きちんと皆さんに対応するためにはこれだけの期間が必要でございまして、隠蔽といわれる言葉が一体どこから出てくるのか私は全くわかりませんけれども、警察と協議していること。私からお伝えできないことも多々ありますけども、私どもの方は『どれとどれをしゃべることができるか』ときちんと精査しなければ捜査に影響が出てしまうということもご理解いただきたいなと思っております」と報道陣に呼びかけた。

 2日には「違法な薬物が見つかっていない」と報道陣に対して発言したことなど「はっきり申し上げまして非常に誤解を招くようなことが多くあった」とし、「こういうきちんとした記者会見で皆さま方にお話した方がいいと思いましてこのような場を設けさせていただきました。記者会見をするということは早く皆さまにお伝えしていたと思いますので、隠蔽という言葉をお使いになるのは非常に遺憾でございます」と述べた。

 同大アメフト部をめぐっては、同部員1人が今月5日に覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された。同部は無期限で活動停止処分となっている。大学側は7月6日に寮で植物片などを発見したが、同18日に警視庁に届け出るまで12日間にわたって問題を放置していたことなどが発覚していた。

 澤田康広副学長によると、大麻使用の情報提供を受けて7月6日からヒアリングを始め、寮にいた学生の同意を得た上で荷物検査を開始した。「その際にある学生の所持品の中から問題になったものが発見された」と言い、すぐに警察に届けなかった理由について「(学生に)反省させて自首をさせたいと思っていた」と説明。当該の学生にヒアリングしたところ「自首できる状況ではない」となったため、「警察に(発見した)物を引き渡すことはせず、私の責任のもと大学内で保管した」と明かした。翌日には学長にも報告していたという。

 同大は、2018年にも同部員による悪質タックル問題で会見を開いている。

オリコンニュース 2023-08-08 2023-08-08 16:11
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