8/8(火) 18:30配信
クーリエ・ジャポン

ルフトハンザ航空のパイロットが、「イラついて」空に描いたとされる「落書き」がネット上で話題になっている。

そのパイロットは7月28日にドイツのフランクフルトを出発し、シチリアのカターニアにあるフォンターナロッサ空港に向かっていた。ところが飛行中に、その空港には着陸できないとの連絡が入った。同空港は7月に起きたターミナルの火災により、運航が縮小されていたのだ。

着陸の変更先が決まるまで、同機はカターニアに接するシチリア島の東側の地中海上空を旋回することになった。

英紙「デイリー・メール」によれば、その間に同機は、カターニアへの着陸を2回試みていたとの報告や、また、パイロットは、飛行機の速度を落とすよう要求されていたとも伝えられている。

いずれにせよ、変更先はすぐには決定せず、パイロットは待たされていたようだ。

各紙の報道によれば、パイロットはそのことに「イラついた」という推測もあれば、最終的な着陸先がカターニアではなく、マルタ島になったことに「腹を立てた」という説もある。

そんな旋回中になんらかの理由で抱えたフラストレーションを、パイロットは挑発的な「落書き」で示したと報じられている。

航空交通ウェブサイト「フライトレーダー24」が記録した画像によると、同機は旋回中に、男性器の形を描いていたことが分かった。画像には、2つのマルとその間に細長い楕円が描かれている。

同紙によれば、最初に注目したのは航空マニアたちだったという。

男性器を描き終えるまでにかかった時間は約16分。その後、同機は一旦シチリア島上空へと戻り、そこからまっすぐにマルタ島に向かって南下している。

ルフトハンザ航空関係者は、この出来事について「意図的ではない」、旋回経路が男性器のようにみえるのは「偶然だ」と主張。

また、空港の管理会社は、同機が男性器を思わせる3つのマルを描く飛行をしたことについて、「方向転換の原因は突然の風の変化よるものだった」と述べている。

画像はソースて

https://news.yahoo.co.jp/articles/c34f60fa0cc1ff4f24e0682145c49f8f5f6d433d