※8/8(火) 8:03配信
現代ビジネス

「燕沢の残土置き場をやめろ」

 リニア南アルプストンネル静岡工区工事で発生する、約360万㎥の残土置き場となる燕沢(つばくろさわ)付近をめぐり、静岡県は2023年8月3日の県地質構造・水資源専門部会で、科学的に何の根拠もない懸念を挙げて、「計画を見直せ」とJR東海に迫った。

 昨年8月、川勝平太知事は、燕沢を視察した際、「深層崩壊について検討されておらず、残土置き場にふさわしくない。熱海土石流災害を踏まえても極めて不適切」と強く否定した。熱海土石流の約5・5万㎥と燕沢の約360万㎥の盛り土を比較して、大規模な燕沢の残土置き場の適格性を問題にしたのだ。

 つまり、今回の県専門部会は、川勝知事のリニア妨害のシナリオに沿った「茶番劇」である。静岡県の“御用学者”が一斉に、燕沢の位置選定に問題があるなどと何の根拠もない理由を挙げて、「燕沢の残土置き場をやめろ」を求めたのだ。

 川勝知事の「山梨県の調査ボーリングをやめろ」に続いて、いわれなき「燕沢の残土置き場をやめろ」によって、リニア静岡工区の着工はさらに大幅に遅れることが必至である。

燕沢の残土置き場を否定

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