電力カルテル、中部電も役員を提訴せず 各社で株主代表訴訟の公算大
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内藤尚志 2023年8月9日 17時51分

大手電力4社(中部・関西・九州・中国)によるカルテル事件をめぐり、中部電力は9日、株主から請求された経営陣に対する損害賠償訴訟を見送ると発表した。株主側は元職を含む20人の役員が会社に計377億円超の損害を与えたとして提訴するよう求めていたが、中部電は各役員について「善管注意義務違反があったとは認められない」と判断した。

 中部電以外の3社の株主も同様の請求を出しており、関電と九電は提訴しないことを表明済み。中国電は滝本夏彦前社長ら3人を提訴すると3日に発表したが、株主はほかの19人も対象にするよう求めていた。各社の株主は、会社に代わって経営陣に損害賠償を求める「株主代表訴訟」を起こす方針だ。

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