卓球を教えている男子中学生を殴りけがをさせたとして、岩手県洋野町の39歳の男が9日、逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、洋野町大野の会社員・南克幸容疑者(39)です。
久慈警察署などによりますと、南容疑者は7月3日午後6時すぎ、町内の男子中学生の顔を殴り、顔面打撲などを負わせた疑いが持たれています。
生徒からの被害届を受けて警察が捜査していたもので、南容疑者は容疑を認めているということです。
洋野町教育委員会によりますと、生徒は町外から卓球の個別指導を受けるため、南容疑者の自宅に下宿していました。
生徒は7月4日に顔を腫らして登校し、学校の聞き取りに「20発以上殴られた」と話したということです。
南容疑者宅の練習場で個別指導中に殴られたとみられ、事件後、生徒はほかの下宿生3人ともに、宿泊施設に移りました。
洋野町教育委員会は「学校と協力して、心のケアをしていきたい」としています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/655633