>>0416
世界大恐慌で欧米列強の植民地をもっている国は、植民地と宗主国だけの保護貿易をするようになる(ブロック経済)
日本の製品には何千パーセントという関税をかけられるので実質そういう国の市場から締め出された
植民地をたくさん持っている国はこの保護貿易で世界恐慌に嵐を切り抜けられたが、植民地をもっていなかったドイツや
もっていてもスズメの涙(台湾と朝鮮半島だけ)の日本はもろに経済恐慌に陥った(昭和大恐慌)
日本は失業者だらけの大不況、国民は政府になんとかしろ、と暴動寸前
そんな中で満州を日本のものしよう、満州は日本の生命線という思想が沸き起こる
その当時の日本は満州鉄道の利権を日露戦争の戦利品としてもっていたが満州そのものを植民地にしていたわけじゃなかった
もしも広大な満州を植民地にすれば、日本の経済もよくなる
という思想で軍部が勝手に満州事変を起こして、短期間に簡単に満州全土を占領して、満州帝国を建国した
独立国という体裁だが実質日本の傀儡国であり、植民地のような扱い
それがすべての始まり
教科書にも載っていることだが、リットン調査団がやってきて満州事変は日本による不当な侵略である
満州帝国は独立国ではなくて日本の傀儡国であると結論づけた→日本は怒って国連脱退、国際的に孤立してしまい
心細くなったのか、同じく世界大恐慌の荒波をもろに食らって苦しんだ末に生まれたヒットラー政権のドイツと同盟を組む
こういう流れなんですよ
どこでどうやっていたら日本は助かったんでしょうね?
元々はイギリス、フランスが保護主義貿易をしたから戦争の火種が起きたともいえるんですよ