ミスユニバースのインドネシア大会で、大会運営者側から出場者へのセクハラがあったとして、主催団体は12日、大会運営会社との契約を打ち切ると発表した。団体の公式X(旧ツイッター)に声明を投稿した。

 ロイター通信やAFP通信によると、インドネシア大会(7月29日〜8月3日)の複数の出場者が「ボディーチェック」を受けたとして刑事告訴したという。代理人弁護士によると、大会運営者側が決勝進出者30人に対して、裸になるように指示。うち5人は写真を撮られたという。

 英BBCによると、運営者側は決勝出場者らに「体に傷痕やセルライト、タトゥー」がないか検査すると言ったとされる。

 インドネシア大会の運営会社は、マレーシア大会の運営も担っており、主催団体はマレーシア大会の中止を発表。声明で「大会に参加するために身長や体重、体の寸法の計測はない」と強調した。(河崎優子)

朝日新聞 2023年8月14日 12時00分
https://www.asahi.com/articles/ASR8G3F7SR8GUHBI00G.html?ref=tw_asahicom