若者と闇バイトの関わりについて明らかにしようと、NHKは、専門家とともに先月から今月にかけて全国の少年院にいる少年を対象にアンケート調査を行い、26の少年院の合わせて587人から回答がありました。

20%に「闇バイトの経験」全国の少年院の587人にNHKアンケート | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230827/k10014175671000.html

2023年8月27日 15時16分

高額の報酬をうたって特殊詐欺や強盗などの実行役を募る「闇バイト」について、NHKが専門家とともに全国の少年院を対象にアンケート調査を行ったところ、回答した少年の20%が「闇バイトをした経験がある」と答えました。闇バイトが少年たちに広がっている実態をうかがわせています。

(略)※1行目に記載

この中で「闇バイトをした経験があるか」尋ねたところ「ある」と回答した少年は合わせて120人と、全体の20.4%に上りました。

闇バイトの経験が「ある」と回答した少年に動機について尋ねたところ
最も多かったのが「遊ぶ金が欲しかった」で45.0%、次いで「誘いを断れなかった」が16.7%、「生活のため」が12.5%などとなりました。

また、闇バイトを経験したうちの8割近い94人が「犯罪になるかもしれない」と認識していた一方、4割にあたる48人が「罪悪感が乏しくなる感覚がある」と回答しました。

罪悪感が乏しくなる理由については「他人の指示を受けて行うから」「誰でもできる簡単な内容だから」という回答が多くなっています。

アルバイトも含め仕事をしていたかを尋ねた質問では87.5%にあたる105人が「仕事をしていた」と答えましたが、収入については「あまり満足していない」と「まったく満足していない」が合わせて45.8%を占めました。

このほか「何があれば闇バイトをやらなかったと思うか」という自由記述の質問に対しては「時給のよい仕事」や「仕事のやりがい」、それに「物価が安くなること」といった回答があがっていました。

専門家「広がっている実態明らかになり驚かされた」

NHKとともに調査にあたった、少年非行の実態に詳しい龍谷大学矯正・保護総合センターの浜井浩一センター長は(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。