日本年金機構は11日、事務処理ミスによる年金の未払いが2022年度集計で264件あり、約2億3213万円に上ったと発表した。「ミスの再発防止に努める」としている。

 未払いを含む事務処理ミスの合計は1220件あった。このうち、未払いなどで年金支給額や保険料徴収額に影響が出たのは計570件で、総額は約3億2295万円だった。内訳は未払いのほか、過払いが177件で約6566万円、保険料の過徴収が79件で約1703万円など。

 集計は、22年度に年金受給者への未払い分の支払いといった対応が完了した件数や金額を示しており、10年以上前に発生した誤りも含まれている。

共同通信 23/09/11 11時20分
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