13日の内閣改造では、朝日新聞が昨年実施したアンケートや自民党の点検で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点を認めた議員が4人入閣する。

 いずれも初入閣の鈴木淳司氏(総務相)▽盛山正仁氏(文部科学相)▽伊藤信太郎氏(環境相)▽木原稔氏(防衛相)。教団関連団体の会合に出席し、あいさつをしていたことなどが確認されていた。盛山氏は文科相として解散命令請求などの教団への対応を所管する立場となる。

 昨年7月の安倍晋三元首相銃撃事件以降、国会議員と教団との接点が社会問題化し、自民党は同9月、党所属の国会議員と教団やその関連団体との接点について点検して結果を公表した。

 朝日新聞は同8~9月に全国会議員に教団側との接点をアンケートでたずね、約9割の国会議員から回答を得た。

 また13日の自民党の役員人事で決まった党4役では、政調会長に留任した萩生田光一氏が教団側との接点を認めていた。

朝日新聞 2023/9/13 16:41
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