関西電力は15日、高浜原発2号機(福井県高浜町、82.6万キロワット)の原子炉を起動し、2011年11月に定期検査入りして以来、約12年ぶりに稼働させた。東京電力福島第1原発事故後、国内で再稼働した原発は12基目。事故の教訓を踏まえた原子力規制委員会の新規制基準の下、関電の全原発7基が再稼働したことになる。

 高浜2号機は1975年の営業運転開始から47年が経過。国内では、7月に再稼働し、営業運転開始から48年となる高浜1号機に次いで古い。新規制基準下での40年超原発の稼働は関電美浜3号機(同県美浜町)、高浜1号機に続いて3例目になった。

共同通信 23/09/15 19時11分
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