0001香味焙煎 ★
2023/09/15(金) 22:11:36.39ID:G2M7UbQ19ビッグモーターによると、環境整備は創業者で前社長の兼重宏行氏が「お客さまサービスや地域の人々に気持ちよく利用していただく」目的で導入。人材育成の意味もあった。同社は「人事評価の一つの判断材料として活用したことは事実」と認め、宏行氏の長男で前副社長の宏一氏が平成30年以降、環境整備を重視していたと明かした。
元社員の男性によると、環境整備では毎月1回、本部の役員らが各店舗を巡回。清掃が行き届いていない部分があると、「難癖をつけられ、降格人事のネタ(材料)になった」ため、従業員は清掃を徹底した。
同社は川崎市に対し、川崎店前の街路樹の伐採は本社の「環境整備推進委員」からの指示があったとの趣旨の説明をしている。30年以降は特に、環境整備による点検が先鋭化した可能性もある。
ビッグモーターが環境整備を導入する契機となったのが、東京都内のコンサル会社が主催するセミナーだった。宏行氏の経営思想が書かれた「経営計画書」には、幹部に部下の「生殺与奪権」を与えるなどとも明記されていた。各店舗の朝礼では経営計画書を読み上げる〝儀式〟が行われた。
環境整備についてコンサル会社は「整理・整頓・清潔を徹底することで無駄に気づき、業務の見える化や仕事の効率化が図られ、改善、習慣化まで整える」と説明する。
結果的にその趣旨はゆがめられ、「清掃の域を越え、公共物を棄損(きそん)させてしまった」(ビッグモーター)ことになった。(大竹直樹)
産経ニュース
2023/9/15 20:43
https://www.sankei.com/article/20230915-FAXR6REK7RI6RIYCNFDRXFXTB4/