プロ野球の公式戦の勝敗などを対象に野球賭博をしたとして、京都府警宇治署は26日、賭博開帳図利の疑いで、京都市伏見区深草西浦町の会社員、松原英人(51)と同市左京区高野東開町の会社員、浅田将司(49)の両容疑者を逮捕した。松原容疑者は「身に覚えがない」などと供述し容疑を否認、浅田容疑者は認めているという。

逮捕容疑は昨年8月、プロ野球の公式戦や第104回全国高校野球選手権大会の試合の勝敗を客の会社経営者の男(45)=京都府宇治市=に予想させ、計7180万円を賭けさせたとしている。

宇治署によると、容疑者らは一口1万円で賭博の申し込みを受け付けていた。試合ごとの勝敗を予想させたり、ハンディキャップを設けたりしていたという。署は客の男についても任意で事情を聴くとともに、他にも客がいたとみて詳しく調べる。

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