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杉田水脈議員、「人権侵犯」問題の直後なのに…自民党が検討している「ありえない人事」
9/28(木) 7:04配信 現代ビジネス

まさかの処遇

 人権侵犯を認定された国会議員が自民党の役職に復帰してしまうのか。
 杉田水脈衆院議員が外交部会の部会長代理に内定したとする、まさかの人事案が永田町で出回っている。
 人事案は、自民党で政策に関して部門に分かれて議論する「政務調査会」の各部会の役職を表にしたもの。
 内閣改造を受けて、これらの人事も一新されることになるが、「2023/9/26 16:09 現在」「総務会決定まで対外秘」と書かれた案文には、外交部会の部会長代理の欄に「杉田水脈」と記入されている。
 部会長代理とは、その部会をまとめる部会長に次ぐポジションだ。
 つまり、自民党内で外交について議論する部署のナンバー2に杉田氏が就く予定ということになる。
 杉田氏と言えば、過去に差別的発言を繰り返し、度々問題になってきた。
 2016年に国連の会議に出席した際には、アイヌの人々の写真と共に「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などとブログやSNSに投稿。
 このとき会議に参加していたアイヌの女性が「明らかな侮辱で、人格を否定しておとしめる差別的な内容だ」として、今年3月、札幌法務局に人権救済を求める申し立てをしていた。
 これを受けて、札幌法務局は9月7日に「人権侵犯の事実があった」と認定。杉田氏に対して「アイヌ文化を学んで発言に注意するように」と啓発を行ったばかりだ。
 その杉田氏が問題の熱も冷めやらぬなか、自民党の政務調査会の役職に復帰するという人事案が出回っているのだから驚きである。
(続く)