統計によって当然バラつきはあるが、

結婚したカップルの出生率はそれほど落ちていない
一方で男女の婚姻数は右肩下がり

そして、

女性が結婚相手の男性に望む年収の最低ラインは400万円
理想を言えば、男性は自分の2倍の年収であってほしい

という大前提がある。これは例外はあっても大きく間違ってはいないはずだ。

で、現在の20代の平均年収はどうかと言うと、
男性は280~350万
女性は250~320万

これだと20代男性は同世代の女性の射程に全く入っていないということになる。
もし20代の女性が理想の年収の相手を見つけるなら、それは40代の管理職男性ということになってしまう。
30代同士の共働きなら結婚のハードルは下がるが、その場合出生数の方は期待出来ない。

こうしたミスマッチが少子化の原因なのは実は誰でも知ってる。
知っててもどうにも出来ないのは男女共同参画が政府の錦の御旗になってて、
働く女性の育児支援やジェンダー平等の推進が少子化対策とセットになってしまっているから。
行政がこれらを分けずに少子化対策と言って
シングルマザーや既に子供がいる家庭ばかり税金で支援してもどうにもならない。