葬儀場だった建物から2遺体…運んだ業者「5-6年前から行政に頼まれた遺体置いていた」岡崎市は依頼を否定
愛知県岡崎市の葬儀場だった建物から11月1日、2人の遺体が見つかった問題で、業者が5、6年前からこの建物に繰り返し遺体を置いていたとみられることが分かりました。

 岡崎市六名本町の葬儀場だった建物では1日、中に置かれた2つの棺から、身元の分からない男性2人の遺体が見つかりました。

 葬儀場を経営していた男性によると、業者をしている知人が行政から身寄りのない遺体を引き取り、無断で置いていたということです。

 遺体を運んだ業者は2日、取材に対し「5、6年前から行政に頼まれた遺体を置いていた。他の葬儀場にも置いていたが、ほぼ閉鎖してしまったので、ここしかなかった」などと話しました。

 岡崎市は「今回の業者に遺体の引き取りを依頼したことはない」としていて、警察が引き続き身元の確認などを進めています。