ガガイモの果実です。
径1cmほどの、左程大きくない花から、
10cmほどにもなる大きな果実(袋果)をつくります。
地下にイモは作りませんが、伸ばしたツルの上に
10cmにもなる果実をつくる、
それを「イモ」に見立てたのかもしれません。
ガガイモは、漢字でかくと蘿芋となります。
「らう」と読むのでしょうか、
それとも「つるいも」と読むのでしょうか。
いずれにしても意味は「つるいも」でしょう。
袋果の中には、絹糸状の白い毛をつけた種子がびっちり入っています。
その毛は綿の代用としても使われ、
印肉用とか、裁縫で使う針山などに利用されました