[ワシントン 2日 ロイター] - ダニエル・クリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は2日、ブリンケン国務長官の中東訪問後の日本、韓国、インド歴訪に先立ち、米国は他の世界的課題がある中でも引き続きインド太平洋に焦点を当てていると述べた。

記者団に対し、ブリンケン氏のインド太平洋地域への訪問は「世界的に他の課題がある中でも、インド太平洋に対するわれわれの変わらぬコミットメントと焦点を示すものだ」と指摘。ブリンケン氏は東京で開催される主要7カ国(G7)外相会合に出席するほか、岸田文雄首相や上川陽子外相とも個別に会談する予定で、「これらの会合では、中東情勢やウクライナへの支援、インド太平洋での協力、様々な二国間問題、そしてもちろん(韓国との)三国間協力に焦点を当てた話し合いが行われると予想している」とした。

また、日本は「傑出した」G7議長国であり、「G7は世界的にも地域的にも喫緊の課題に焦点を合わせてきた」とした。

イスラエルとイスラム組織ハマスの紛争について、G7が明確なた声明に合意できると確信しているかという質問には応じなかった。

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