東京―名古屋間のリニア中央新幹線の工事で、東京都内で今年3月末までに300メートルにわたって行われる予定だった「調査掘進くっしん」が、約50メートルで止まっていることが分かった。調査掘進は、深さ40㍍以上の大深度地下をシールドマシン(掘削機)で掘り進めるもので、リニア新幹線として初のシールドトンネル工事。JR東海は「安全を最優先に、計画より時間をかけている」とし、具体的な理由を明らかにしていない。リニアのトンネルルート上の住民からは「きちんと説明して」と不安の声が上がっている。

300メートルの予定がなぜか50メートル止まり 都内リニア工事の「調査掘進」 住民から不安の声も
https://www.tokyo-np.co.jp/article/176993