アベノミクスで一番重要な成果は、何と言っても雇用である。

2000-2012年頃まで6300万人前後で停滞していた就業者数は、安倍政権退陣時には
6700万人と400万人の増加となった。

失業率は4.3%から2.2%へ、有効求人倍率は0.83倍から1.63倍へと劇的に改善した。
最低賃金も2012年の749円から2019年には901円と長期停滞を脱した。

自殺者数と平均寿命で見ると、アベノミクスの前と後で顕著な改善がある。

自殺者数は1997年の金融危機勃発・デフレ陥落以降失業率の急上昇とともに大きく上昇し32000人前後で
推移していたが、2019年以降20,000人前後へと大きく低下している。

このように見ていくと、アベノミクスは成功していない、などと言う主張は根拠薄弱どころか、
白を黒と言い含める詭弁とすら言えるのではないだろうか。