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支配体制を正当化する役割を果たす「有識者」


最近、我が国でも、「いま私たちがなすべきは、富と機会を拡大する方法を模索することではなく、社会的不満の解消や環境保護くらいのものだという悲観的な思い」を率直に表現するようなインテリたちが台頭しつつある。彼らは、権威や体制に反抗しているように見えるのだが、実際のところは、コトキンの言う「有識者」として、支配体制を正当化する役割を果たしてしまっているのかもしれない。