下の世代も年を取るので自分の老後の受益が減るだけだが、
もしも親が資産持ちでない場合、老人の社会保障費を削ると、
場合によっては子供である現役世代が生活を支えることにより、むしろ直接負担による地獄を味わうことになる。

社会保障制度は高齢者の老後を支えるだけでなく、
その子供や孫などを老人の世話から救う為にも存在している。

社会保障制度が整備される前は、老いた親の面倒を見ていたのは、子や孫だった。
老人の生活を社会保障が支えられなくなると、その状況に近付いていく。

少子化で子供現役世代が少ない状態で、国の支えがなく現役世代が個人で老人を扶養する状況に近付くんだ。
地獄だと思うけどね。