木原稔防衛相が〝UFO議員〟浅川義治議員のUAP危機感に「完全に認識を共有」 | 東スポ
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2023年12月7日 16:40

東スポWEB

 日本維新の会の浅川義治議員が7日、衆議院安全保障委員会で「UAP(未確認異常現象)」への危機感を述べ、木原稔防衛相が「完全に認識を共有」と応えた。

 浅川氏は先日の米軍オスプレイ墜落事故で亡くなった米兵に弔意を表し、質問。続けて、UAPについて言及した。UAPとは、NASA(米航空宇宙局)が近年、UFO(未確認飛行物体)に代えて使うようになった言葉だ。

 米国防総省が8月にUAPに関する情報を提供するサイトを立ち上げ、日本の西日本を中心とした領空は世界的にもUAPが多く見られる場所だと公表した。このことについて浅川氏は「米軍が日本の近辺にUAP=自衛隊でいうところの〝空中における識別不能な物体〟がたくさんあると発表しているんです」と指摘した。

 すると木原防衛相は「周辺国の動向などわが国の安全保障にかかわる事情については日々、適切に報告を受けております。気球だとか無人ドローンなどを含めてです。そういう中でわが国の防衛を全うする観点から言うと、UAPを含めたわが国の安全にかかわる事象については、きめ細かく注視していかなきゃいけないという認識を今持っているところであります」と自らUAPという言葉を使って応答した。

 さらに浅川氏が「米国は識別不能物体=UAP、世間でいうUFOを世界的に把握して研究しているんです。これが他国の最新兵器だったらどうするんだということです。米軍は把握しているのに、日本の自衛隊は把握していないんですよ」とし、「大臣自身は未確認飛行物体、識別不能物体みたいなものを見たことありますか。私は見たことがあるから、こだわって言ってるんですよ」と斬り込んだ。

 木原防衛相は「議員が9月にメキシコ議会の公聴会で述べたように物体が他国の最新兵器や偵察機だった場合の危機感について、私自身、完全に認識を共有できるというように思いました。私ももともと航空会社の出身であります。操縦かんを握ったことがある立場でもあります。とても関心がある分野でもあります」と、見たことがある・ないを明言しなかったが、応対した。

(略)

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