大手電力10社は27日、2024年2月請求分(同1月使用分)の電気代を発表した。液化天然ガス(LNG)や原油など発電燃料の価格上昇を反映し、関西電力以外の9社で値上がりとなる。平均的な使用量に基づくと、24年1月請求分より5〜49円高くなる。

東京電力ホールディングスの料金は1月比で24円高い7488円となる。関西電力は資源価格を料金に転嫁できる基準値を超えているため、据え置きとなる。

大手ガス4社も27日、原料価格に基づく24年2月請求分のガス代を発表した。液化石油ガス(LPG)やLNG価格の上昇に伴い、38〜51円値上げする。

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